それでも歴史は進む!
悪徳ペンタゴン=政(自滅党勢力)官(高級官僚)財(大企業連合)外(米国対日利権屋)報(カスゴミ)と民主党政権の全面戦争ということだろう。別の表現を使えば、買弁的「開発独裁」=旧既得権益集団と民主党連立政権=民衆革命政権との「権力闘争」ということである。「買弁的」とは対米国従属という意味である。その尖兵がCIAの手先「特捜」である。
自滅党政権時代、特捜によって逮捕されたのは田中元首相をはじめとする「旧田中派=経世会」系の議員のみでる。CIAエージェントであったことが米国公文書で証明されている岸信介をはじめとする売国一派「清和会」系は一人として逮捕されたことがない。
一方、「特捜」とは、現代版「特高」でもある。戦前の「官僚機構」をそのまま温存したのも米国の対日占領政策の一つである。だからこれに「売国的」という修飾語がつくのである。
今回の一連の「特捜」の行動は、買弁的「開発独裁」勢力が仕掛けた民主党政権への「反革命クーデター」ということができる。南米などで見られる発展途上国で頻繁に発生する「クーデター」と性質はまったく同じである。しかし歴史は進む。南米に反米的政権がいくつも誕生したように、またベトナムのようにアジアでも米国からつぎつぎと独立を勝ち取ってきた。
このような一連の歴史的動きと、日本に生まれた民主党政権とは完全に連動するものである。だから短期的にはクーデタ勢力が勝つようにみえても、最後は敗北することは確実である。その意味では「最後の戦い」が今進行しているとみることができる。う居曲折はあるかもしれないが「民衆革命」は着々と成就していくであろう。買弁的「開発独裁」=旧既得権益集団が壊滅するさまをじっくり観察しよう。